中本一哉建築設計事務所KAZUYA NAKAMOTO ARCHITECT & ASSOCIATES

CONCEPT
  • タイトル:

    牡蠣屋

  • 場所:

    広島県廿日市市宮島町539

  • 用途:

    牡蠣専門料理店

  • コンセプト:

    宮島の商店街に位置する牡蠣専門料理店(オイスターレストラン)の改装。
    周辺の景観に溶け込み なおかつ、モダンなデザインが要求された。
    ファサードは木製縦格子と7枚の引き戸により構成しシンプルなものとした。
    7枚の引き戸はフルオープンにでき、歩行客をエントランスのバー及び、カキ焼きグリルに引き込みやすいよう配慮し、エントランスが商店街と店舗のニュートラルゾーンとなるよう試みた。
    また エントランスは、吹き抜けにより2階席につながり、2階席と吹き抜けは再び7枚の引き戸により空間を融合したり、分断したりする。
    店舗の中央付近には吹き抜け、天窓を設置し、長屋の中央に自然光を確保した。
    それらの吹き抜け・天窓は、エントランスのバー、座敷のある1階奥のダイニング、カジュアルな雰囲気の2階手前ダイニング、落ち着いた雰囲気の2階奥のダイニングら、それぞれ違う雰囲気を持つ空間を緩衝体としつなぎまた、分離する。